牧師挨拶

ＣＯＧ鶴岡キリスト教会へようこそ、

　ホームページを開いて下さってありがとうございます。鶴岡キリスト教会は、１９８４年に創立しました。それは、チャーチ・オブ・ゴッドの群れの１２番目の教会です。借家時代を経て、教会員一同の祈りが神様に聞き届けられ、思いにもよらない主の御手の導きと奇跡によって、２００４年１２月に、ここ切添町に教会堂献堂ができました。当地は鶴岡市内の東部に位置し、月山と鳥海山を望む赤川河川敷公園、サクラ並木のそばです。

『酒屋の息子が牧師に！』

　牧師の私の生家は酒屋です。高校生になったころの事、私は自分で自分の心を見つめることがあった。そんな時、聖書の一節が私の心に入って来た。

「私は、自分でしたいと思う善を行なわないで、かえって、したくない悪を行なっています。もし私が自分でしたくないことをしているのであれば、それを行なっているのは、もはや私ではなくて、私のうちに住む罪です。」（ローマ７:１９,２０）

酒を飲んで大暴れをしている大人を見て思った。「私はあのような大人にはなりたくない」と。しかし、私の心の中にもちょっとしたことで怒りがわき起こり、大暴れするもう一人の自分がいることに気づいた。自分のからだの中には悪しき力が潜んでいる。親からの言葉に猛烈に反発したりする。友だちの態度に怒りを感じたりする。人前での自分の態度と、誰も見ていない時の自分の態度に大きな違いがある。自分の中に別の自分がいることに気づいた。それで「それを行なっているのは、もはや私ではなく、私のうちに住みついている罪なのです。」と認めないではいられなかった。自分で自分を自制できない弱い自分を認めた。この私に聖書が救いの道を示してくださった。

「もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」（第一ヨハネ１：９）

自分を自分であるべき所に持ち上げることができませんでしたが、自分が自分に向き合って、罪深さと弱さを認めて初めて神様に祈りました｡「私を赦してください。私を救ってください。」と。高校二年の夏の事。洗礼を受けさせていただいた。
やがて、その時の救いの経験と喜びが私を牧師へと導いた。あれ以来５３年を経ても今も同じ喜び。東京聖書学院で同級生だった方と結婚して４２年目。二男一女の父、三人の孫が与えられている。皆様のお出でをお待ちいたします。

牧師　高橋富三、俊子　　

～主の山に備えありて～

私たちの教会は小さな家庭礼拝から始まり、さまざまな困難を経て現在の会堂を与えられました。その経緯を思い起こす度、私たちはこの地に、私たちの傍に、いつも神様が共にいて下さって全てを益と変えて下さるのだと教えられます。
私たちの会堂が借家だった頃、契約の更新が出来ず途方に暮れていた時、ある方から東北の為にと多額の献金が捧げられ、移転先の中古住宅の購入に充てられました。この地に新しい会堂をと切に祈り求めた頃、「ぜひ教会の為にお役立て下さい」と、ある御婦人を通して土地を与えられました。上物を購入する資金の当てが無いと思い悩めば、８年も前に購入した古く小さな会堂が私たちが想像もしていなかった金額、私たちが購入した当初と同等の金額で売却されました。

求めなさい。そうすれば与えられます。　マタイ:7章7節

私達は主御自身がこの教会を奇跡の上に建て上げるのを目の当たりにしてきました。この地にこの教会が、斯く建てられている事自体が主の臨在の証となっています。私たちの主は私たちの歩幅を理解して下さって、いつの時も寄り添い、必要を満たして下さいました。だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。あなたがこの教会の扉を叩いて下さる時を私達は何時もお待ちしております。

あなたのお越しをお待ちしております

どなたにも教会の扉は開かれています

どうぞお気軽においでください

少しずつ

　私達が与えられた小さな手は、イベントを沢山設ける事はできませんが、いらして下さる方々の心が安らぐように、無理のない私たちの歩幅で力強く歩んでいます。

日差しの中で、

　一日を通して日差しが降り注ぐ会堂に、席を３０席用意しています。風通しの良い会堂から町へ、週の始まりには賛美歌が響きわたります。

お子様もご一緒に

　会堂の奥に小さなキッズルーム（授乳室）を設けています。小さなお子様をお連れの方も、気兼ねなくおこしください。また、子供たちの為のプログラムも用意しています。詳しくは-こちら-へ

御手のなかで、

　小さな教会ですが、私たちは変わらない姿勢で、この場所から日々歩んできました。暖かな雰囲気を大切に、心休まる場所であるように。この祈りは、いつの日にも主が聞き届けてくださいます。あなたもこの場所から、私たちと一緒に歩んでみませんか。

教会入口

リビング・ダイニング

キッズルーム入口

教会での食事会

交わりのひと時

　私たちは愛餐会と呼んでいますが、定期的にこうした食事を交えての集いを催しています。料理自慢の兄弟姉妹たちが美味しい料理を持ち寄ってくださいます。
毎週の礼拝の後にはいつもお茶を入れ、ちょっとしたお菓子と共に近況を語り合ったりしています。和やかな空気の中でとても心地よい距離感の交わりを私たちは毎週楽しみにしています。

この町と共に

　週の始まりを心静かに、私たちのこの町で、私たちの神様、主に礼拝をささげ、賛美しつつ歩んで行きたい。そうして世に送り出され、用いられ、守られて、まためぐってくる週の初めには再び神様のみもとで新しくされてゆく。私達の教会はそう願う小さな祈りと主の御手の奇跡の上に建てられました。今でも私たちはこのスタンスを大切にしています。
教会はどなたでも来て頂く事ができます。もちろん費用も一切かかりません。礼拝のプログラムに集会献金がありますが、自発的な物です。一切強制されるものではなく、趣旨をご理解、賛同して下さるまで献金の必要はありません。あなたがこのページにいらしたという事は、神様があなたの心に話しかけ下さっています。どうか一度、-こちら-までお気軽にお問い合わせ下さい。